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こんなガイドヘルパーさんが求められています
「どういうガイドヘルパーさんが好まれますか?」「利用者さんとどう接したらいいですか?」というメールをいただいたので、これまでに私が実際に聞いたことのある例を挙げてみたいと思います。


私は仕事でガイドヘルパーをすることもあります。あ・それはこのサイトを見ていただければ分かりますよね(笑)。障がいを持つ友人知人も何人かいます。色々な障がい者の方々が主催するイベント、障がい者の方々を対象にしたイベントに行くこともあります。障がい者団体の方々とも多少ですが面識があります。

そういう色々な機会を通じて聞いた話を幾つか列挙したいと思います。

でもあくまで、私が「見聞きした範囲」での話となります。よかったらご参考まで。


外出中、「早く帰りましょうよ」と利用者さんに帰宅を急がせず、一緒に楽しんでくれるガイドヘルパーさんがいい


これは利用者さんのお母さんから聞いた話です。「せっかく遊びに行ってもらっているのに、すぐに帰ってくるのよ!」と・・。

よく聞く話でもあります。

せっかく遊びに行ってもらっているのにあまりにも早く帰ってくるガイヘルさんにはがっかりするとのことで。

例えば入場料が高い施設に遊びに行ってもらっているのに、あまりにも早く退場されると入場料がもったいない!と。

1人2千円の入場料(ガイヘルさんの分も合わせたら4千円!)を払ってプールやお風呂などが楽しめる施設(大阪で言うなら、スパワールドみたいなところだと思います)に遊びに行ってもらったのに、1時間半くらいで帰宅されたことがあるとか。

利用者さんのお母さんは怒っていました。

うーん、でもこれね、ガイドヘルパーの立場から言うと、どうなんでしょう?・・「ある意味、きちんとしている人なのかも?」と、私なんかは思うわけで・・。

ガイドヘルパーを利用できる時間というのは、利用者さんによって、1ヶ月で何時間、と決まっているわけですよね。

「丸々1日かかるような長い外出」を「月に1度だけ」したい人もいれば、「数時間の外出を月に数回したい」人もいる。例えば・・「8時間の外出を月に一度だけしたい」人もいれば、「4時間の外出を月に2回したい」人もいるわけで。

そのガイヘルさんは、「その日にあまり長く外出したら他の日に長く外出出来なくなるから早く帰宅したい」という考えだったかもしれないですね。

なのでこれは、一言で言うと、きっと、コミュニケーション不足からくるトラブルことでしょうねえ・・。←それを言い出すと、全てのトラブルの原因は、これですけど

ちなみに私はこの話を聞いてから、外出前に必ず、利用者さんのお母さんに「帰宅時間のご希望はありますか?」「何時くらいに帰宅するとご都合がいいですか?」と聞くようにしています。

外出前には、帰宅希望時間をご家族の方に聞いてから出かけるといいかも知れません。


「きちんと話を聞いて欲しい」
基本中の基本だとは思うんですが。

「あのガイドヘルパーさん話を聞いてくれないのよー!」と利用者さんのお母さんから話を聞くことがあります。

アクションを起こす際、毎回、「次どうしましょうか?」と聞いて欲しいという人は多いです。

「毎回毎回いちいち聞くな!」と言われる場合、その利用者さんに好かれていない場合が多いような・・(経験アリです・・汗)。

でもコミュニケーションって難しいですよね。毎回きちんと話を聞いているつもりでも、相手はそうは思っていなかったり。うーむ。

相手のことが気に入らなくなると、ろくに指示をしなくなり、結果として「あの人は話を聞かない」と言われたりもするわけで。難しいですネ。。。


金銭感覚がしっかりしている人がいい
もっとはっきり言うなら、外出中、節約が出来る人ということです。金銭感覚って大切!という記事でも書いています。

定期的な外出をするのであれば、お金は毎回のこと。でも、お金の話、それも「できたら安く上げて欲しい」なんて、ご家族の方はガイドヘルパーさんには恥ずかしくて言いにくいものだとか。

私を気に入って使って下さっているある利用者さんのお母さんが、私を気に入っている理由の一つは「節約してくれるから」なんだそうです(笑)。あははは〜。

とても裕福なご家庭の場合、ガイドヘルパーなんか使わない!という人もいるそうです。ご自分で好きな人を雇っているということです。

これはまあ極端な例にしても、基本的に「節約する」ということを頭に入れておいたほうがいいと思います。金銭感覚がない人よりある人が求められる、当然の事かもしれません。


方向音痴ではない人が良い(あまりにも方向音痴な人は嫌い)
これは他人事ではないです・・(汗)。私は方向音痴ですからねえ・・。

全く行ったことのない場所へのガイドを依頼されることがあります。事前に聞いていた行き先とは、違うところへ行くこともあります。事前に調べても意味がない時もあるんですよね。対応が難しいのではありますが・・。

出発後、道に迷った場合、周囲の人に「○○へ行くにはどうすればいいですか?」と聞いてくれないガイドヘルパーさんに困った、という話も聞きました。ガイドヘルパーさんが、道に迷っているのにも関わらず、周囲の人に道を尋ねず、自分だけで解決しようとして時間がかかったみたいです。

行き先の場所を知らないのはしょうがない、でも困ったときにすぐに解決しようとしないガイドヘルパーさんは嫌いだ、とも聞きました。

なので努力している態度を見せることが大切かと。

・・・方向音痴の私、非常に耳の痛い話ではあります(笑)。


友達感覚で話をしてくれる人がいい
ガイドヘルパーさんの実年齢を気にする利用者さんもいれば(自分と年齢の近い人でないと嫌という人もいます)、ガイドヘルパーさんの「ノリ」で判断する利用者さんもいます(ノリが若かければ、年齢差は気にしない、ということです)。

でも、どちらにしても、「友達感覚」でいて欲しい、というのは皆さんの共通の願い、だと思います。

ある利用者Aさんの場合。
年の近いガイドヘルパーさんを嫌います。お母さんと同じくらいのガイドヘルパーさんを好みます。母親と同じくらい年が離れているガイドヘルパーさんは猫かわいがりしてくれるからみたいです・・。

うーむ・・。要望は色々ですねえ・・。


「若すぎる人は嫌」「年下は嫌」「年が近い方がいい」
これもケースバイケースだとは思うんですが・・。

自分の年齢より近い方が好まれることが多いような気が・・するのですが。

よく聞くのが「自分より年下は嫌」だということ。どちらかというと、自分と同じか、年上の方が好まれるような気がします。

年下がいい、という人は少なかったです。ホームヘルパーなんかだと、若い人が好まれることも多いですが。


日頃の態度が「悪くない」人
これ何のこと?と思うかもしれませんが・・。

ある利用者さんのお母さんは、あるガイドヘルパーさんが、街中で、「下品な感じ」で喫煙しているところを見て、その後そのガイドヘルパーさんへの仕事の依頼をやめました・・・!!

煙草を吸っているのが悪いわけではなくて、その吸っている姿がとても下品だったそうで・・。き・厳しい!?私は煙草を吸わないんですが、煙草を吸っている場合、外で上品に吸えるかどうか自信がありません(汗)。お母さんは、「煙草を吸う人は不良」と思っていたのかもしれない。。。

在宅介護の仕事って、基本的に自分が住んでいる地元でやることが多いと思います。私達も自分の居住地からあまりに遠いところのヘルパーステーションには登録しませんよね?

だから、日頃の自分の外での態度もチェックされている場合がある、ということです。仕事中以外でも人は見ている、ということです。

私も、スーパーなどで、「あ・いつもヘルパーされている方ですよね」と声を掛けられることが増えました。

日頃の態度もチェックされることがあるかもしれません。あんまり神経質になることはないかとは思いますが。



利用者さんの数だけ要望があるわけで、全ての人にあてはまるわけではないです。上記に書いたような人と、真反対のガイドヘルパーさんを希望する方もおられますし(笑)。

ですので、あくまで、ご参考までに・・。気づいたら、また書き足します♪

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