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・ホームヘルパーの仕事〜力持ちになる必要はあるか? ★ホームヘルパーになりたいけどなれない? ホームヘルパーになりたい、という知人の相談を喫茶店で受けていたときのことです。
彼女は今パートでデスクワークをしているのですが、本当はホームヘルパーになりたいんだということでした。何故、ホームヘルパーになるのを断念したの?と聞くと、 「力がないから」だと。 確かに彼女はとても華奢です。体も強い方ではない。本当は介護の仕事をしたいんだけれど、そういう事情で諦めているのだと。腰など体がかなり弱っている知人なのです。 生活援助(家事援助)ならどうにかなるのではないかと私は思ったのですが・・、 ふと自分の仕事を振り返ってみると・・・、ホームヘルパーとして生活援助(家事援助)の仕事をしている場合でも、重いものを持つことはあるんですよね。それこそ、布団とか。家電とか。一瞬のことなので、気にはしていなかったんですが、それでも全く重いものを抱えない、ということはホームヘルパーの仕事ではありえない。
生活援助(家事援助)の仕事だから、力は要らない・・ということでもないなと。 ★ホームヘルパー2級講座も修了はムツカシイ? その知人は、 ホームヘルパー2級講座も全てこなす自信がないと・・。言われてみればホームヘルパー2級講座では、実技講習もあるし、何より実習があります。 私も入浴介護や衣類の着脱を実際に施設でしました。こういう介護を全くせずに実習が終了できるというものではない、と思います。 なるほど、言われてみると、必ずしも身体介護の仕事をしなくても、力は結構必要だし、ましてやホームヘルパー2級の終了証を手にしようと思うと、体力ナシでは無理かもしれないですね。 ホームヘルパーになるのに、必ずしも力持ちになる必要はないけれど、標準並みの力は必要なんだと実感しました。 身体介護の仕事では、ボディメカニクスを利用してやるのが一番効率的で、力も少なくていいとは言えど、ある程度の力は要りますよね。 私自身がこういうことで悩んだことが全くなかったので、こういう悩み、実は全く分かりませんでした。でも、こういうことで悩んでホームヘルパーの仕事を断念する人もいるんだ、ということを知りました。 まあ、彼女は他に才能もあるし、別のかたちで高齢者の方や障がい者の方に触れ合うチャンスはあると思うので、私もそういう機会を紹介していきたいと思いました。 |
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