■特定疾病とは
特定疾病とは、以下の16種類があります(2006年12月現在)。
1 がんの末期
2 関節リウマチ
3 筋萎縮性側索硬化症(ALS)
4 後縦靭(じん)帯骨化症
5 骨折を伴う骨粗鬆(しょう)症
6 初老期における認知症(アルツハイマー病、脳血管性認知症など)
7 進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症、パーキンソン病
8 脊髄小脳変性症
9 脊柱管狭窄(さく)症
10 早老症
11 多系統萎縮症(シャイ・ドレーガー症候群など)
12 糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症
13 脳血管疾患
14 閉塞性動脈硬化症
15 慢性閉塞性肺疾患(肺気腫、慢性気管支炎、気管支喘息など)
16 両側の膝関節又は股関節に著しい変形を伴う変形性関節症
■第一号被保険者との違いは?
第一号被保険者(65歳以上)の場合、介護保険の適用を受けようと思うと、その原因は問われないのです。
ですが、第二号被保険者(40歳以上65歳未満)の場合は、要介護(要支援)状態が特定疾病によって生じた場合という条件つきで、介護保険が適用されるのです。
・・どうして第二号被保険者だけ理由を問われるのだー!と突っ込みたいところですが・・
これには理由があって、介護保険第一条が介護の原因を「加齢」(老化)に伴ったものに限定しているからデスネ。
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