ガイドヘルパー（移動介護）の仕事で一番大切なこと

ガイドヘルパー（移動介護）の仕事で一番大切なこと
※2013年7月10日最終更新

ホームヘルパーの仕事をされている方で、今後、ガイドヘルパーの講習に行く予定にされている方からメールをいただきました。

その方より、ガイドヘルパー（移動介護）の仕事で一番大切なことは何ですか？というご質問を受けましたので、改めてここで少しお話をしてみたいと思います。ガイドヘルパー講座で語られること以外で、私の意見として、ちょっとした参考としてご覧いただければ嬉しいですヾ(^-^)。

※このページを作ってかなり経ったので、少し追加したいと思います※2013年7月10日

当日の緊急連絡先、万が一の時に行の病院名を聞いておく
意外とこれをしていない人が多いように思うのすが・・。外出先では何があるか分かりません。利用者さんが急に気分が悪くなって予定変更、となったことは数え切れません（私の仕事の場合、かなり重度の方がおられるので・・）。

当日の緊急連絡先というのは、ご家族の連絡先です。私のケースの場合、大抵はお母さんです。そして、当日、お母さんが携帯電話を持っているかを自宅を出発前に確認しています。

そして病院名というのは、万が一、外出先で利用者さんに異変が起こった場合、救急車で運ばれるようなことになった時の病院名ということです。

そんなオーバーな・・と思われるかもしれませんが、私が担当している利用者さんたちは、帰宅途中に道端で倒れて救急車で運ばれた経験のある人が数人おられます。何もないとは思いますが、万が一の時の事を考えて、病院名を控えておいた方がいいと私は思います。

無事に帰宅する

・・当たり前すぎることなのですが、これが一番大切。

ガイドヘルパーは内容によっては行き先が楽しい場所であることも多いですが（私も記事で書いております→こちら）、はっきり言うと、ずっとピリピリしていますよ。例えそれが利用者さんの余暇活動の外出援助であれ、緊張は続きます。

無事に帰宅していただくまでは不安です。ずっと緊張しています。

ガイドヘルパーの仕事の内容は、例えばホームヘルパーの仕事と比べると、本当に業務内容が多岐に渡ります。・・初めて行くところばかりならストレスが溜まることもありました。そういう時は前の日に予行演習をしたこともあります。というか、今でも前日に予行演習をすることはあります。

予行演習をする

上でも書きましたが、ガイドヘルプの仕事を受けるにあたり、私も、仕事の前日に予行演習をすることはあります。

重度の障がいをお持ちの方（車椅子を利用されている方）の移動介護の仕事を受けたのですが、遠方な上、道がややこしく、これまで頼んだガイドヘルパーさんはみんな道を間違え、目的地に到着するのが予定時間の30分以上も遅れたとか・・。遅刻してしまったそうなのです。なのでそうならないように、前日に下見に行きました。
※予行演習は今でもしますが、これに関しては、今はネットもフル活用しています。地図はヤフー地図で印刷、道の詳細はグーグルストリートビューで確認しています。遠方で、下見出来ない時、本当に助かります。

事前に調査する

初めての行き先でも、事前に色々と調査しておくで、当日の移動介護がスムーズに進むことがあります。私はいつも前日にインターネットで情報を入手しておきます。地図も印刷しています。
※最近だと、スマートフォンで調べることが出来ますね。でもやっぱり今でも印刷出来るものは印刷しています。さっと見れますし、スマフォの不具合を考えなくても良いですし。

行き先の住所電話番号を事前に入手しておく

行き先はガイドヘルパーを依頼する利用者さんが把握しておくべきだ、と思うのも分かるのですが・・。

いざ、出かけた後、路頭に迷うのは、ガイドヘルパーさん自身です（笑）。

なので、行き先の連絡先は手帳に書いて持っていた方がいいと思います。

全てを利用者さん任せにしない方がいいと思います。
※つくづく思うんですが、電話一本で解決することも多いです。公式サイトの情報が古いことも多いんです。

積極的に当日の報告をご家族にする

これを全くしないガイドヘルパーさんもいるらしいのですが・・。これは重要です。

私は、食事内容、その量なども報告しています。細かい事かもしれないですが、報告はきっちりするべきだ、と私は思ってます。

これをするのとしないのとでは、信頼度が全然違うと思います。無事に帰れたし、報告書に書けばいいや・・では、もう仕事はないかもしれないですよ・・。

緊張感をある程度持続しておく

「なあなあ」になると、事故が起こる可能性が高くなります。ホームヘルパーの仕事の時も緊張しますが、ガイドヘルパーの緊張感もまた別のものがあります。正直言うと、私、ガイドヘルパーの仕事を受けている時はずっと胃がキリキリしているかも・・。好きなんですよ、ガイドヘルパーの仕事。それでも、です。

例えば、ホームヘルパーの仕事の時以上に、事故が起これば大事故につながる可能性が高いですから。

例えば、車椅子をぼーっと押していたら交通事故に巻き込まれるかもしれません。こっちが気をつけていても、車が突っ込んでくることはります。それは、日頃、私たちが普通に歩いていてもそうですよね？気をつけましょう。

このくらいでしょうか。思い出せばまた加筆しますね。

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