ガイドヘルパーは遊んでばっかり！？

私はガイドヘルパーの仕事とホームヘルパーの仕事の両方をしています。在宅介護の仕事は、私の場合、今は基本的に全て一人で行っています（時々複数の場合は今でもあります）。

ですのでいわゆる同僚や先輩と呼べる人達はほとんどいないのですが・・。それでも時折、講習会やセミナーやイベントなどに参加するため、色々な人とお話をする機会があります。

そういう時に時折言われることがあるんですよね、

「ガイドヘルパーって遊んでばっかりなの？」

ホームヘルパー２級講習で同じクラスだった人からは、「何でもいいから適当に遊びに行っておけばいい仕事なんでしょっ、ガイドヘルパーって楽でいいよねー」とも言われました。

ガイドヘルパー講習に行った時、ホームヘルパーだけをやっている人にも似た様なことを言われたことがあります。

そのホームヘルパーさんは高齢者の方々（認知症の方々など）のところに行くヘルパーさんなんだそうです。ですが、利用者さんに毎回毎回「泥棒扱い」されたり色々なことを疑われたり、怒鳴られたり（認知症の方なのだそうです）してほとほと弱ってしまったと。

それでガイドヘルパーの資格をとり、もっと年齢の若い障がい者の方々の援助の方にシフトして行きたい・・とのことでした。

ガイドヘルパーの仕事は遊んでばかりいるように見られるのかなーと思うことはあります。

実際、上記のように、そう言われることもあるくらいで。

■本当に「ガイドヘルパーは遊んでばっかり？」

ですけど仕事としては、私個人としてはホームヘルパーの仕事より精神的にも肉体的にも辛い場合が多いんですよね。ホームヘルパーの仕事も大変です。毎回緊張しますし。ですけど、ガイドヘルパーとして外出援助に行く時の緊張感とは又違う。

利用者さんと安全に外出し、無事に帰宅していただく・・、って結構大変なんです。

■私が経験した、ガイドヘルプ中のアクシデントいろいろ

前にどこかにも書いたと思うんですが、車椅子の方の外出援助をしていた時、車がぎりぎりのところを走り抜けていったことがありました。

前方に全く注意しない自転車に乗った人が突っ込んできそうになったこともありました。

利用者さんが容態を悪くされてガイドヘルプどころではなくなり、緊急に帰宅したこともあります。

依頼時間も私の場合色々で、事情があって深夜近くに車椅子の方の移動介助を依頼されたこともありました。深夜だったため、とても怖かったです。

実は、ほんのちょっとですけど、私が怪我をしたこともあります（利用者さんじゃないですよ）。

そして色々努力して頑張っても次回の依頼はなかったりもしますしね。ホームヘルパーの仕事でも勿論突然依頼がなくなることはありますが、ガイドヘルパーの場合、もっと依頼が不安定です。

支援費のあり方も今後大きく変わるでしょうから、色々なところに自由に遊びに行く・・ということは難しくなるだろうと私は考えています。

私のガイドヘルパーの仕事も半減する可能性もあるなと思っています。

私の仕事のメインはいわゆる「余暇活動を楽しむための」ガイドヘルパーではないので仕事がゼロになることはないかもしれませんが。それでも先のことは分かりません。最悪仕事がゼロになるかもなー、という思いはいつもあります。

だって永遠に仕事があるとは言えないですし。介護の仕事に限らずそれはそうですよね？

「ガイドヘルパーはホームヘルパーより楽そう♪」と思っておられる方もおられるようですけど・・、

私はガイドヘルパーは好きでやっていますけど、そうそう楽なものでもないけどなあ・・と思っています。

色々な事を経験したからかもしれませんが。

楽しく取り組める仕事ではありますが、絶対にそれだけではない、と私はつくづく思います。

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