利用者さんの障がいによっても異なります。障がいが重ければ時間数は多い、ようです（必ずしもそうではないです。あえて少ない時間だけ使う方もおられます）。

ちなみに、私の知っている利用者さんのうち何人かは、いったん「支給決定」となった後、その後、時間数の延長されました。市町村が支給が適切と認めたために、ガイドヘルパーを使える時間数が以前より増えたというわけです。

決定した時間数の範囲で利用者さんはガイドヘルパーとの外出をすることになるわけなんですが、週末にだけガイドヘルパー制度を利用されている利用者さんというのは、結構多いです。

平日は通所授産施設などに通われている方々が外出するチャンスが週末ですから。

そしてヘルパー側に関しても、「週末なら」ヘルパーの仕事を出来る、という人が多いという印象を受けます。

平日は会社にお勤めの方、学生の方にはぴったりではないかと・・。

毎月の週末のうち、数日をガイドヘルパーとして勤務する、というのはいい働き方だなと私は思います。

ある利用者さんのお母さんが言うには・・・、
「介護だけやっている人より、日頃（平日）は他の仕事をしている人に週末、うちに来て欲しいわ！」と言っておられました・・。

お母さんの言葉は続きます。

「私達は確かにワガママかもしれない。うちの子らもワガママを言うことはある。でも、分かって欲しい。うちの子らは新しく自分の力で友達を増やすことは出来ない。一人で安全に外出する事も出来ない毎日を一生続けることになる。

それに、障がいもあるし、いつ死ぬかも分からない。いつも自由がない生活だから、自分の意思で行きたいところに行く、ガイドヘルパーさんとの外出はとても大切だと思う。

家族でもなく、いつも行っている作業所の職員でもない、「普通の人」と沢山出会って欲しい。

普通の子ってさ、友達をつくるチャンスはいっぱいあるよね？一人で出かけることも、友達と出かける事も出来るよね？でも、うちの子らはそれが出来ない。出会う人はいっつも同じだったりするんだよね。

ガイドヘルパーさんは友達っていうか、うちには仕事で来るわけだけれど、それでも仲のいい、気の合う人と楽しくやって欲しいと思う。沢山の人と出会って欲しいと思う。

そういう人たちとの出会いががうちの子らの希望になると思う。」（※お母さんの言葉をほぼそのまま掲載しています。）

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これは、私にとって、忘れられない言葉なんです。

ホームヘルパーやガイドヘルパー資格を取ったけれど稼動されていない方、いつか「週末ガイドヘルパー」にトライしてみてはどうでしょう？

ちなみに、私のこの仕事のスタートもこれでした♪

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※この記事、実はこのサイト開設当時から書いていたのにアップしていませんでした・・（汗）。今更ながらアップです・・。