ヘルパーをどう探せば良いか？～ホームヘルパー質問箱

ホームヘルパー質問箱13

■ヘルパーをどう探したら良いか？

★★ご質問
- 当事者の親ですが、良いヘルパーさんをどう探したら良いでしょうか？
  
  ※ご質問をいただいたご本人にご了解をいただいて質問内容を掲載しています。会社名や具体的内容は省略している場合があります。
  ※今回は、具体的な内容は全て省いています。
★★私の回答
- ■ヘルパーをどう探したら良いか？
- 当事者のご家族の方からのご質問です。
  
  今回はヘルパーを目指す人からの質問ではないのですが、こういうニーズがあるというご紹介をしたいと思います。・3 どうやって訪問介護の仕事を増やすのですか？と似た内容になるのですが。違う立場からのご質問です。
  
  私が女性だからか、女性の障がい者のご家族の方からの相談が多いです。個別の相談内容については、勿論ここには書きません。
  
  女性で、ある程度年齢の若い（当事者の方と年の近い）ヘルパーを探しているが見つからない、という内容が多いです。
  
  どうしたらヘルパーを探せるか、というご相談について私の意見を書いてみたいと思います。
  
  女性の当事者の方にとって、年の近い、お姉さん的年齢のヘルパーさんがいたら良いなあと思うのは当然のことだと思います。私がご家族の立場でもそう思うと思います。
  
  ★どうしてそういうヘルパーを探すのが難しいか？
  ※以下はあくまでも私の意見です。
  
  ・訪問介護のヘルパーが少ない理由→訪問介護の仕事は働ける時間が短いため、仕事として続けることが難しい
  訪問介護で働く場合、働ける時間が短いため、仕事を続けることが困難になることが多いです。
- 年齢が若い場合、この状況で仕事を続けるのはとても不安になるものです。ある程度ちゃんと働きたい場合、施設での介護職を求める場合が多いです。
  
  ・他の仕事と掛け持ちしにくい
  訪問介護の仕事が「仕事として」続けていくのが難しいため、他の仕事と掛け持ちをせざるを得なくなることも多いんですが、そうなっても、突然仕事が入ることも多いので、結局、訪問介護の仕事を止めざるを得なくなる場合も。
  
  他の仕事と比べて、介護の仕事は突然色々なことが起こることが多いです。よって他の仕事との掛け持ちも難しい場合が多いです。
  
  ・皆がヘルパーに来て欲しい時間は「同じ」
  皆がヘルパーに来て欲しい時間は同じような時間帯が多いです。
- 例えば朝と晩。
  朝は家事や送り出し、
  夕方はお迎え、家事など。
  学校や作業所が同じなら、ヘルパーに来て欲しい時間は皆、全く同じかもしれません。なので希望の時間帯にヘルパーを探すのは難しいかもしれません。
  
  そして昼間は来なくて良いが、朝と晩だけ来て欲しい、と希望された場合、ヘルパーはその時間を避けて他の仕事をするのも難しくなります。
  
  つまり、働きたい昼間の時間に、他の仕事が出来ないということにもなります。これはしっかり働きたい人にとっては厳しい状況です。よって仕事を辞めていく人も多いです。
  
  そして、介護の仕事をしている場合、やはり介護の仕事を最優先することが要求されます。
  
  例えば・・急病で病院に連れて行って欲しいと言われて、他に仕事があるからと、断ることは出来ないものだと思います。なので他の仕事をしていても、他の仕事が成立しない場合も多いのです。
  
  と書いてきましたが・・
  
  では私だったらどうやって探すだろうかということを考えてみたいと思います。
  
  ・年齢は関係ないかも？
  当事者の方と年齢が近い方が良いとは思うんです、特にガイドヘルパーの場合。私が当事者の家族の立場でもそう思うと思います。
- ですが、上記のような理由で人手不足もありますし・・
- 当事者のお母さんくらいの年齢の方々にも優秀なヘルパーさんは沢山いると私は個人的に思っています。
  
  いつ辞めるか分からない若い人より良い場合もあるかもしれませんし、ある程度の年齢の方の方が、包容力のある安心できる援助が出来るかもと思います。
  
  そしてアクティブに色んなことができる、いわゆる「お母さん世代」のヘルパーさんって結構います。若い頃からずっとスポーツをしている方も多くて、私なんかよりよっっぽど体力があります。
  
  そして何より・・若い人には見えないかもしれない大切なものが見えている人も多いような気がします。
- 例えば・・私が当事者の方のお母さんだったとして、身近で具体的にこの人にお願いしたいなーという人たちを自分の身近で探すとなると、お願いしたいのは、みんなお母さん世代の人たちです。体力も優しさもあり、何より安心感があるような。遠出となると難しいかもしれませんが。
  
  年の近い、お姉さんのようなヘルパーさんを見つけるのは難しいかもしれませんが、このように考えてみてもいいかも、と思ったりします。
  
  ・ボランティア団体のイベントに参加してみるのも一つの手
  地元のボランティア団体のイベントなどに参加して、そこに来ている人達に声をかけてみるのも良いかもしれません。意識の高い人達が多いかも知れません。
  
  ・当事者が沢山集まる場での口コミ
  当事者の方々が集まる場所というのは必ずあると思います。市や各種団体のイベントなど。
- 又、当事者の方々対象に講座などをやっている場所に行くと、色々な当事者の人や、介護者や、ヘルパー派遣をしている事業所の人達が多く来ています。そういう講座に参加したりして、口コミで探すというのも手だと思います。
  
  ・当事者のお母さん達情報
  当事者のお母さん同士の口コミも良いかもしれません。。ちなみに私はこれでご紹介いただきました。私は良いヘルパーじゃないですけども（笑）。
  
  ・先手必勝！？
  早めに動いて、早めにヘルパーさんを探しておくのも良いかもしれません。まだヘルパーがすぐに要らない場合でも、出来そうな人を探すなど・・。ヘルパーを育てるような気持ちで！？気の長い話ではありますが。
  
  訪問介護の事業所によっては、ヘルパー不足のために新規に当事者の登録・依頼を受けないところもあります。登録を急いだ人も。
  
  思いつくのはこの辺りでしょうか。地元で色々なところに出て行って出会いを求めるのが良いかもしれないと思っています。
  
  他に何か思い出せば付け足します。今思いつくのはこの辺りです。
- ★こういう努力や工夫をしていますよ～こういう方法がありますよ～などアドバイスがありましたら、どんな些細な事でも結構ですのでメールいただけると嬉しいです♪
  
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