HOME>視覚障がい者移動介護従事者養成研修について
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私が受けた、視覚障がい者移動従事者養成研修について説明します。研修は、4日間に渡って行われました。 ある指定訪問介護事業所主催の研修会でした。この事業所は、他にもホームヘルパー養成講座や福祉系の各種セミナーを開催しているところでした。 ![]() ・挨拶、説明など ・障がい者福祉についての講義(3時間) ・身体障がい者居宅介護に関する講義(3時間) ![]() ・視覚障がい者の疾病などについての講義(3時間) ・移動技術に関する講義(2時間) ・障がい者のメンタルケアについて(2時間) 一日目、二日目の講義の内容は、全身性障がい者の講義(こちら)と大差ないものでした。 殆ど同じでした。講師も一緒でした。その学校の講師数人で、全て授業をこなしておられました。その講師の方々は、ヘルパーステーションで現役でヘルパーをされている方々でした。 その内容は、ホームヘルパー2級講座で聞く内容と似たものでした。つまり、ホームヘルパー2級講座を受講してからこれらを受けると、復習的な授業になる、ということです。 ![]() ・移動技術習得に関する実習(6時間) ![]() ・移動技術習得に関する実習(3時間) ・終了式 実質的には3日半でした。大変だったのは実習。2人でペアをつくり、一人が目隠しをして、もう一人がガイドをして外出します。 とても怖い! 洒落にならない怖さです。途中で何度も目隠しを外したくなったほど。恐怖体験。人に体を預ける怖さを知る瞬間でした。こういう「恐怖体験」をすることが意味があるのだと思います。介護者は、利用者さんの気持ちが分からないこともあると思うので。自分の思いだけでガンガン進んではいけないと思うのです。 その他の実習では、電車に乗ったり、外でトイレにも行きました。 電車は特に怖かったです。実際、電車に乗る途中で、ガイドのミスで、利用者さんが亡くなったこともある、という話も聞きました。 命を預かる仕事です。しっかりと覚えないと!と実習をしました。 そんなわけで、実習はとにかく疲れました・・。ぐったり。いかに外出には気をつけなければならないかがよく分かりました。こういう実習は真剣にやりましょう。いざ、仕事が始まったらなかなか教えてもらえないですので。 |