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何才からが高齢者?
〜ホームヘルパー
(訪問介護・在宅介護)体験記〜

ホームヘルパーの仕事で在宅介護の仕事に関わってから、前にもまして、つくづく・・。

「何才からが高齢者だろうか?何才からが老人だろうか?」と思いようになりました。すっごく思います。

老化というのは個人差があります。そして精神的な老化や肉体的な老化があります。

例えば私の祖母(父親の母)は、80をゆうに超えていますが、元気です!

・・元気といっても、体の全てが健康というわけではないのです。目は近眼、耳は遠いのですが・・。

小柄で足腰が丈夫で自分で自分ことは全部できます。

痴呆は全くなく、畑の世話や草花の世話を一日中しています。

自分のことはほぼ、全部自分でできます。

一応一人暮らしなのですが、両親がほぼ毎日家に泊まりに行っています。

食べすぎることは全くないです。少ない量をゆっくり食べ、夕食の時には日本酒を一杯。また、冷たいものは摂らないようにしています。「少ない量をきちんとゆっくり食べる。冷たいものは摂らない」。というのがポリシーなのです。若い頃からこのことに気をつけているそうです。例えば、夏に冷たいジュースを貰ったら、一口一口、口にしばらく含んでから飲むのだそうです。冷たいジュースを一気にゴクゴク、なんてしません。

実は祖母は若い頃から体が弱かったんです。
実は、誰よりも早く亡くなるのではないか・・と言われていたのだそうです・・。ですが、周りのどの高齢者の方々より長生きしています。体が弱いから、人一倍体に気をつけて生きてきたんです。かっこいいなあ。

目は超超超近眼で、耳も片方の耳は殆ど聞こえない・・。ですが、年齢を考えた時に自分のことはほぼ自分ででき、一人暮らしも可能で、痴呆もない、介護保険も払いっぱなし(笑)、ということを考えると、健康的だと思うんです。

年をとっている人はイコール老人ではないですもんねえ。

年齢だけで老人が定義できるわけがないです。

「老人」の定義も時代に変わります。老人福祉法では明確には定義されていないですよね。確か、社会通念にゆだねる、と書かれていたような。

介護保険では、老人の定義はされています。あまりにも有名ですが、65才から。ホームヘルパーの講座に行ったことがある人は、ホームヘルパー2級の講座終了時のテストにも出ませんでした(笑)?

老人保健法で老人保健の医療を受けられるのは75歳からですし・・。70歳から引き上げられましたよね。

私が仕事で出会う方々は、当然在宅介護を必要とされているくらいで、肉体的にはこの方は高齢者だな、と感じることがあります。ですが、精神的には全然、高齢者であることを感じさせない人も多いです。

よくホームヘルプで入らせていただく60代の高齢者の方は、肉体的には老化の時を迎えていますが、精神的には若い若い!よく二人でファミレスのメニューの話をしますもん(笑)。

日常生活では、さらに色々な人と出会います。

知人の母親になると、75才超えている方がいますが、友達感覚で喋れますよ。気持ちも若くて服装もお洒落なのです。あの方が高齢者になる日は来るのだろうか(笑)?

介護保険における老人の定義も変わるでしょうか・・。
その動向が気になるところです。


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