ホームヘルパーとして知っておきたい知識をいくつかリストアップしたいと思います。
私にはまだまだ知識が足らず、ホームヘルパーとして勉強中です。ホームヘルパー2級講座を受けた時は色々覚えていたんですがホームヘルパーの仕事を始めて3年も経つと、すっかり忘れているのに気がつきます(汗)。
このページは、私自身のメモ帳代わりでもあります。よかったらご参考になさって下さい。
★★成年後見制度とは
- ■成年後見制度って何かしらん?
成年後見制度という制度の名前はよく聞くようになりましたよねえ。
私は障がい者の方々の介護などもさせていただいているので、成年後見制度については、当事者のご家族(主にお母さん)からよく聞きます。
お母さんが娘さん(ここでは障がいのある当事者の方)の将来を思って、成年後見制度についての勉強会などに行っておられます。
そういえば、ホームヘルパーの仕事で利用者さん宅に行った時、「今日は仕事の後、成年後見制度の勉強会に行って来たのよー」と言っておられたこともありました。
ではごく簡単に成年後見制度についてまとめてみたいと思います。
■成年後見制度の成立
1999年に成立、
2000年4月に施行されました。
■成年後見制度とは
本人や配偶者、
4親身以内の親族などの申し立てに基づき、
家庭裁判所が成年後見人、後見監督人を選任する制度です。
■成年後見制度には3種類ある
利用者の判断能力の程度によって、
後見・保佐・補助の3種類に分けられます。
- ★後見
- 判断能力を喪失した人
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- ★保佐
- 判断能力が著しく損なわれた人
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- ★補助
- 軽度の知的障がい者、認知症高齢者
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- などが対象となります。
■後見制度は2種類ある
後見制度には2種類あります。
任意後見制度と、法定後見制度です。
- ■任意後見制度とは
- 任意後見制度とは、
- 本人の判断能力が低下する前に、
- 任意後見契約を結ぶものです。
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- 契約は本人の判断能力が低下する前に行われます。
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- 任意後見人は個人だけではありません。任意後見人は個人だけではなく、法人もなることができます。
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- ■法定後見制度とは
- 法定後見制度では、
- 後見人に預金の管理や重要な財産の管理、
- 介護契約など本人の財産管理や身上監護に関する
- 法律行為を行う権限が与えられます。
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- また、本人にとって不利益な契約であっても
- 判断ができずに契約してしまった場合、
- 原則として後見人が取り消すことが可能です。
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