HOME>苦情がメールで到着 続編 〜ホームヘルパー(訪問介護・在宅介護)体験記〜
苦情がメールで到着 続編 〜ホームヘルパー (訪問介護・在宅介護)体験記〜 ![]() |
書きっぱなしにすることが多い私のサイトですが(笑)。←かっこ笑いじゃないよっ。今回は忘れる前にちゃんと続編を・・・。
苦情がメールで到着の、続きです。 利用者さんから手痛いメールを貰って以来、その方に会うまでの数日間、ずっと胃が痛かったです。 付き合いは長いはずで、私は、多少は気に入られているのだと思っていました・・。・・というか、少なくとも、嫌われてはいないと思っていたので、かなりの衝撃だったんですよ。 いや、それより何より、苦情を後から言うような人ではないのです。 その場で怒りを爆発させるタイプです。その後、私が落ち込んで帰るパターンだったのに・・。このパターンも悩みますが、それでも、後日、苦情がメールで来るのはもっときついです。 その方のホームヘルパーの仕事の前日。 その晩は、ストレスの塊となっておりました・・。 「暴食」です。「暴飲」ではないです。私はお酒が余り殆ど飲めないので・・。・・しょうがないので、グレープフルーツジュース(ちなみにこのページにも書いている位好きだったりします(笑))をがぶ飲みしておりました・・・(笑)。 胃がキリキリ。体はグッタリ。そして眠れない・・。 前日は休みだったのですが、全然休みにならなかったです。こんな休みなら要らない。働いていた方が気が紛れると思いました。 そもそも時間の短い仕事。ホームヘルパーの仕事って時間が短いですよね。
例えば、ホームヘルプだけで時間は1時間、1時間半だったりします。なのに・・。今回の場合で言うと、数日間の胃痛。前の晩の暴食と不眠。
果たして、数千円というのは(場合によっては1400円とか)、その対価として見合うものなのでしょうか(見合わないと言いたい)。 仕事の当日。朝の5時半に起きました。 テレビも面白くないのでネットサーフィン。 朝6時にもなっていないのにネットサーフィン。 まあ、サイトは夜のうちに更新されるところが多いから、朝一番のチェックが一番楽しいのよね♪・・いつもなら、楽しい。でも、この日は違う。 そして、いよいよ、その利用者さんのところへの仕事の時間。 悩む事は色々あるけれど、ホームヘルパーとしては、決まった仕事には行かないといけない。 大人なのに、泣きそうでした。 家の前では涙ぐんでいました。うっすらとですけど・・。 なーんでこんなことをしないといけないんだろう。他の仕事をするとか、選択肢はもう私にはないんだろうか・・。 でも、とりあえず、私はこの仕事をしないといけないので、ホームヘルパーとして呼ばれているので、利用者さんのお宅にお邪魔しました。 利用者さんは体調が悪いらしく、少し不機嫌。 この前のことを引きずっていないかどうかはこの時点では分からない。 色々な用事を済まして、やっと、利用者さんと話をします。
私はこの前のことを切り出します。
「この前ね〜、私びっくりしましたよ〜、どうされたのかな〜って思って。
ちょっと気になっていましたよ〜。もう、大丈夫ですか〜?」と、明るく。
・・・心中穏やかではなかったのですが。 すると、利用者さんは「にっこり」。
に・に・にっこり、とは!?
自分のことを覚えておいてくれてありがとう、みたいな笑顔。
・・あの怒りのメールは何だったんだ・・。
と、思いつつも、利用者さんが不快な思いをしたのは事実で。
これからも頑張って仕事しますからね、とか、
何かあったらその場で言ってくださいね、とか、
色々言ってみました。
で、機嫌がいいのが分かってから聞きました。
「日頃、直接、言いにくいことってありますか?」
すると、利用者さんは、
「ある。」
我慢していることはありますか?
と聞くと
「ある。」
・・・我慢されていたんですね・・・。
ドキドキしながら、例えばどんなことですか?
と聞くと、
「いや、我慢したのは、今回が初めて。」
・・・私は一体どうすれば(涙)。
ただ、この利用者さん、繊細な面もお持ちなのです。
こちらの表情を伺っていることもある。
今回は、色々なストレスが溜まって、
その矛先が私に向かったのだと、
ここでも、あらためて理解しました・・。
無事に仕事終了後、
最悪の事態(クビ)を免れたことに感謝!しましたが、 グッタリと疲れてしまいました。
仕事をなめるなっていうことなんでしょうかねえ。
なめたつもりもなかったですが、 それでも、慣れてくると、
「いちいち過剰反応して何でもやってくれる新人さん」
とは違ってくるかもしれない。 はあ。難しいのです・・。
|